セリーヌ・ディオンが語る、10年以上も見過ごしていたスティッフ・パーソン症候群を英語で学ぶ
こんにちは!エミリーです。今日は、歌手のセリーヌ・ディオンが抱える健康問題について、重要なニュースをお伝えしたいと思います。
セリーヌ・ディオンは、珍しい神経疾患であるスティッフ・パーソン症候群と診断される10年以上前から、体に異変を感じていたそうです。彼女が最初の症状に気づいたのは、2008年のツアー中のことでした。
一緒にこの記事を読んで、セリーヌ・ディオンが直面している困難と、彼女の前向きな姿勢について学びましょう。私たちも、健康の大切さを再認識する良い機会になるはずです。
エミリーのニュースかんたん解説
In a recent interview with Vogue, singer Celine Dion, now diagnosed with stiff person syndrome, recalled the early signs and symptoms of the rare neurological disorder that she experienced more than a decade before her diagnosis.
The first signs appeared in 2008 while Dion was on her “Taking Chances World Tour.” She had difficulty controlling her voice, but a visit to an ENT found no abnormalities. Dion continued with her career, including a Las Vegas residency and five more tours, while noticing her muscles stiffening and needing support while walking.
It wasn’t until the onset of the COVID-19 pandemic in 2020 that Dion finally had the time to seek answers. After additional testing, doctors diagnosed her with stiff person syndrome, a disorder that causes stiffness and spasms in the muscles and has no cure.
Since her diagnosis, Dion has been receiving treatment for her symptoms, including athletic, physical, and vocal therapy five days a week. She is determined to find her way through life with SPS and has chosen to work hard with a medical team to be the best she can be.
Dion will give audiences an intimate look into her life with stiff person syndrome in a new documentary, “I Am: Celine Dion,” which will stream on Prime Video on June 25. She hopes the documentary will raise awareness about SPS and encourage people not to wait as long as she did to seek help.
エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳
最近のVogueとのインタビューで、スティッフ・パーソン症候群と診断された歌手のセリーヌ・ディオンは、診断の10年以上前から経験していた、この珍しい神経疾患の初期の兆候と症状を振り返りました。
最初の兆候は、2008年のディオンの「Taking Chances World Tour」の最中に現れました。彼女は声をコントロールするのが難しくなりましたが、耳鼻咽喉科医の診察では異常は見つかりませんでした。ディオンは、ラスベガスでの公演や5回のツアーを含むキャリアを続ける一方で、筋肉の硬直を感じ、歩行の際に支えが必要になっていきました。
2020年のCOVID-19パンデミックの発生まで、ディオンがようやく答えを求める時間ができたのでした。追加の検査の後、医師たちは彼女にスティッフ・パーソン症候群と診断しました。この疾患は、筋肉の硬直とけいれんを引き起こし、治療法はありません。
診断後、ディオンは週5日、運動療法、理学療法、発声療法を含む症状の治療を受けています。彼女は、SPSとともに人生を歩んでいく方法を見つけることを決意し、医療チームと一緒に懸命に努力し、最善を尽くすことを選びました。
ディオンは、6月25日にPrime Videoでストリーミング配信される新しいドキュメンタリー「I Am: Celine Dion」で、スティッフ・パーソン症候群とともに生きる彼女の人生を視聴者に詳しく見せます。彼女は、このドキュメンタリーがSPSについての認識を高め、自分のように長い間助けを求めるのを待たないよう人々に促すことを望んでいます。
覚えておきたい英単語・英語表現
今回のニュースで使われていた英語表現の中から、いくつか覚えておきたい単語やフレーズを紹介しますね。
- neurological:(形容詞)神経の、神経学的な
Recent studies have shed light on the neurological basis of many mental disorders.
最近の研究で、多くの精神疾患の神経学的基礎が明らかになってきました。 - afforded:(動詞)〜する機会を与える、〜する余裕がある
The internship afforded her valuable experience in the field of journalism.
そのインターンシップは、彼女にジャーナリズムの分野で貴重な経験を積む機会を与えました。 - spasms:(名詞)けいれん、ひきつけ
The patient experienced muscle spasms as a side effect of the medication.
その患者は薬の副作用として筋肉のけいれんを経験しました。 - therapy:(名詞)療法、治療
The rehabilitation center offers a variety of therapies, including physical and occupational therapy.
そのリハビリテーションセンターでは、理学療法や作業療法など、さまざまな療法を提供しています。 - intimate:(形容詞)親密な、私的な
The couple shared an intimate moment during their walk on the beach.
そのカップルは、ビーチを散歩している間、親密なひとときを過ごしました。
これらの表現を使って、健康や治療について話してみましょう!
友達とこのニュースについて話してみたよ!
ニュースについてディスカッションをしてみました!お友達と英語で話をすることで英語力がアップしますので、私たちの会話を参考にしてみてくださいね!
Emily:10minガール。サイトの運営者。
Sara:エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake:エミリーの友達。旅行ライター兼ブロガー。
Did you hear about Celine Dion’s struggle with stiff person syndrome?
Yeah, I read about that. It’s so sad that she’s been dealing with symptoms for over a decade.
I can’t imagine how difficult it must be to continue performing while experiencing muscle stiffness and spasms.
It’s incredible that she kept going for so long without a diagnosis. It must have been so frustrating.
I’m glad she finally got some answers during the pandemic. It’s a reminder that we should always listen to our bodies.
Definitely. And it’s inspiring to see how determined she is to keep working hard and finding ways to manage her condition.
I think her upcoming documentary will be really eye-opening for a lot of people who aren’t familiar with SPS.
For sure. It’s important to raise awareness about rare disorders like this so that people can get the help they need.
I hope Celine’s story encourages others to seek answers if they’re experiencing unusual symptoms, even if it takes time.
Me too. Her resilience and positive attitude are truly admirable.
会話の日本語訳
エミリー:セリーヌ・ディオンがスティッフ・パーソン症候群で苦しんでいることを聞いた?
サラ:うん、読んだわ。10年以上も症状に悩まされていたなんて、とても悲しいわ。
ジェイク:筋肉の硬直やけいれんを経験しながらパフォーマンスを続けるのは、とても大変だっただろうね。
エミリー:診断されないまま、こんなに長く続けてきたなんて信じられないわ。とてもフラストレーションがたまっただろうね。
サラ:パンデミックの間にようやく答えが見つかってよかったわ。自分の体の声に耳を傾けるべきだって、私たちへの教訓ね。
ジェイク:その通りだね。そして、一生懸命努力し続け、自分の状態に対処する方法を見つけようとする彼女の決意には感銘を受けるよ。
エミリー:彼女の近日公開のドキュメンタリーは、SPSをよく知らない多くの人にとって、目を見張るものになると思うわ。
サラ:間違いなくね。このような希少な疾患について認識を高めることは、人々が必要な助けを得られるようにするために重要よ。
ジェイク:セリーヌの経験が、普通ではない症状に気づいたら、時間がかかっても答えを求めるよう、他の人を励ますことを願っているよ。
エミリー:私もそう思うわ。彼女の回復力と前向きな姿勢は、本当に称賛に値するわ。
もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現
- dismiss:(動詞)〜を無視する、〜を却下する
- onset:(名詞)発症、開始
- pristine:(形容詞)清浄な、手つかずの
- residency:(名詞)在留、レジデンシー
- crawl:(動詞)はって進む、這う
- outsider:(名詞)部外者、よそ者
さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現
- chronic:(形容詞)慢性の、長期にわたる
- debilitating:(形容詞)衰弱させる、弱体化させる
- relapse:(名詞)再発、逆戻り
- remission:(名詞)寛解、症状の緩和
- flare-up:(名詞)悪化、再燃
- autoimmune:(形容詞)自己免疫の
- neuromuscular:(形容詞)神経筋の、神経と筋肉に関する
- degenerative:(形容詞)退行性の、変性の
- paralysis:(名詞)麻痺、まひ
- tremor:(名詞)震え、トレモール
これらの単語は、健康問題や疾患について話し合う際に役立ちます。体の声に耳を傾け、必要な時は助けを求めることの大切さを忘れずにいましょう。
セリーヌ・ディオンが語る、スティッフ・パーソン症候群との闘いについての紹介でした。
Let’s enjoy 10 minutes of English together every day!
毎日10分、一緒に楽しく英語を学びましょう!