気になる英語ニュース「ポップカルチャーはなぜ尼僧に夢中なの?」
こんにちは!エミリーです。今日は、毎日海外のニュースを1つピックアップして伝える「エミリーの気になるニュース」のコーナーをお届けします。
今回は、2024年4月12日のCNNのニュースです。最近、ポップカルチャーで尼僧が大注目されているそうです。リアーナが尼僧風の衣装で雑誌の表紙を飾ったり、シドニー・スウィーニー主演の新作映画「イマキュレイト」で尼僧が主人公だったりと、尼僧がアツいんだとか。
一体なぜ、尼僧がポップカルチャーで注目されているのでしょうか?このニュースを読んで、その理由について考えてみました。
このニュース記事を題材に、英語学習のポイントを交えながら、ポップカルチャーにおける尼僧人気の理由を分かりやすく解説していきたいと思います。一緒に学んでいきましょう!
ポップカルチャーはなぜ尼僧に夢中なの?
引用元:”Why is pop culture so obsessed with nuns?” CNN
エミリーのニュースかんたん解説
This week, Rihanna stunned on the cover of Interview magazine, dressed in a nun-inspired outfit. This cover came shortly after the release of the new movie “Immaculate,” which features Sydney Sweeney as a secretly pregnant nun fighting for her life in an Italian convent.
These portrayals of nuns are part of a long tradition in pop culture of subverting the traditional image of nuns. In fashion, designers like John Galliano, Schiaparelli, and others have reimagined the classic nun’s habit. In art, nuns have been depicted in suggestive or rebellious ways, like smoking cigarettes or wrestling.
Cinema has also long been fascinated with nuns, from the 1959 film “The Nun’s Story” to the recent horror film “The Nun 2.” Many of these films, particularly in the “Nunsploitation” subgenre, depict nuns as evil or sexually obsessed.
So why the fascination? According to Dr. Lynn S. Neal, author of “Religion in Vogue,” part of it stems from the pleasure of transgressing expectations. The nun’s habit evokes ideas of holiness and self-denial, so subverting that image grabs attention. Some enjoy this as a way to criticize religion, while others find it offensive. Either way, it generates publicity.
エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳
今週、リアーナがインタビュー誌の表紙で尼僧風の衣装を着て驚かせました。この表紙は、シドニー・スウィーニーが秘密の妊娠中の尼僧を演じ、イタリアの修道院で命を懸けて戦う新作映画「イマキュレイト」の公開直後に登場しました。
このような尼僧の描写は、ポップカルチャーにおける長い伝統の一部であり、尼僧の伝統的なイメージを覆すものです。ファッションでは、ジョン・ガリアーノやシアパレリなどのデザイナーが、古典的な尼僧の衣装を再解釈してきました。アートでは、たばこを吸ったりレスリングをしたりと、挑発的または反抗的な方法で尼僧が描かれてきました。
映画界でも、1959年の「尼僧物語」から最近のホラー映画「ザ・ナン2」まで、長い間尼僧に魅了されてきました。特に「ナンスプロイテーション」というサブジャンルの多くの映画では、尼僧が悪魔的または性的に夢中になっている様子が描かれています。
では、なぜこんなに魅了されるのでしょうか?「Religion in Vogue」の著者であるLynn S. Neal博士によると、その一部は期待を裏切る喜びから来ているそうです。尼僧の衣装は聖性と自己否定のイメージを喚起するため、そのイメージを覆すことで注目を集めるのです。宗教を批判する方法としてそれを楽しむ人もいれば、不快に感じる人もいます。いずれにしても、宣伝効果は抜群です。
覚えておきたい英単語・英語表現
今回のニュースには、ポップカルチャーにおける尼僧の描写について話す際に役立つ英単語や英語表現が多数登場しました。これらの表現を使いこなすことで、この話題について英語でより詳しく議論できるようになるでしょう。それでは、一緒に見ていきましょう!
- grace:(動詞)飾る、美しく見せる
Rihanna graced the cover of Interview magazine in a nun-inspired outfit.
リアーナは尼僧風の衣装でインタビュー誌の表紙を飾りました。 - subvert:(動詞)覆す、転覆させる
Pop culture often subverts the traditional image of nuns.
ポップカルチャーはしばしば尼僧の伝統的なイメージを覆します。 - reimagine:(動詞)再解釈する、再考する
Designers have reimagined the classic nun’s habit in various ways.
デザイナーたちは古典的な尼僧の衣装をさまざまな方法で再解釈してきました。 - transgress:(動詞)違反する、逸脱する
Some people enjoy transgressing expectations surrounding nuns.
尼僧を取り巻く期待を裏切ることを楽しむ人もいます。 - evoke:(動詞)喚起する、連想させる
The nun’s habit evokes ideas of holiness and self-denial.
尼僧の衣装は聖性と自己否定のイメージを喚起します。
これらの英単語や英語表現を使いこなせば、ポップカルチャーにおける尼僧の描写について、より深く議論できるようになるでしょう。
友達とこのニュースについて話してみたよ!
ニュースについてディスカッションをしてみました!話し合うことで英語力がアップしますので、私たちの会話フレーズを参考にお友達と話をしてみてくださいね!
Emily: 10minガール。サイトの運営者。
Sara: エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake: エミリーの友達。映画評論家。
Hey guys, did you see that article about nuns in pop culture?
Yeah, it’s interesting how they’re suddenly everywhere, from fashion to movies.
I think it’s because the image of the nun is so iconic. It immediately evokes certain ideas.
Right, like purity, devotion, and sacrifice. So when you subvert that, it’s shocking.
And that shock value gets attention, whether it’s in a magazine or a movie.
Exactly. Horror movies especially love to play with the evil nun trope.
Emily
It’s kind of a double-edged sword though. It generates buzz, but it can also be seen as disrespectful.
True. I guess it depends on how it’s done and what the intent is behind it.
Yeah, there’s a fine line between provocative art and just being offensive for the sake of it.
Definitely something to think about as we see more and more nuns in pop culture.
会話の日本語訳
エミリー
ねえ、みんな、ポップカルチャーの中の尼僧についての記事を読んだ?
サラ
うん、ファッションから映画まで、突然尼僧だらけになってるのが面白いわね。
ジェイク
尼僧のイメージがとてもアイコニックだからだと思うよ。すぐにある種のイメージを喚起するんだ。
エミリー
そうね、純潔、献身、犠牲といったものね。だから、それを覆すとショッキングなの。
サラ
そのショック価値が注目を集めるのよね、雑誌でも映画でも。
ジェイク
その通り。特にホラー映画は邪悪な尼僧のイメージを利用するのが大好きだ。
エミリー
でも、それは諸刃の剣でもあるわね。話題は集めるけど、不謹慎だと思われることもある。
サラ
確かに。どんなふうに描かれているか、その意図次第だと思うわ。
ジェイク
挑発的なアートと、ただ不快にさせるためだけのものとの間には、紙一重の違いがあるよね。
エミリー
ポップカルチャーでますます尼僧を目にするようになると、考えさせられるわね。
もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現
- vestal:(形容詞)処女の、純潔の
- lacquer:(名詞)ラッカー、(動詞)ラッカーを塗る
- wimple:(名詞)修道女の頭巾
- juxtaposition:(名詞)並置、対比
- profanation:(名詞)冒涜、神聖を汚すこと
- blasphemous:(形容詞)冒涜の、不敬な
- trope:(名詞)比喩、慣用句、常套手段
- double-edged sword:(名詞)諸刃の剣
これらの単語は、尼僧の伝統的なイメージとそれを覆すことの効果について議論する際に役立ちます。ニュースを読む際や、友人との会話の中で、これらの単語を使ってみてくださいね。
さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現
- clergy:(名詞)聖職者
- convent:(名詞)女子修道院
- vow:(名詞)誓願、(動詞)誓う
- celibacy:(名詞)禁欲、独身
- ordain:(動詞)聖職に任命する、命じる
- novice:(名詞)見習い修道女
- prioress:(名詞)女子修道院長
- abbess:(名詞)女子修道院長
- rosary:(名詞)ロザリオ、数珠
- veil:(名詞)ベール、(動詞)ベールで覆う
- chastity:(名詞)貞操、純潔
- devotion:(名詞)献身、信心
- sacrament:(名詞)聖礼、秘跡
- sacrilege:(名詞)冒涜、聖物冒涜
- blasphemy:(名詞)冒涜、不敬
これらの単語は、尼僧や修道院生活に関連しています。ポップカルチャーにおける尼僧の描写について英語で議論する際に、これらの語彙を活用してみてください。
気になるニュース「ポップカルチャーはなぜ尼僧に夢中なの?」でした。
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