英語で学ぶ「ドライドローニング」と「二次的溺水」とは?知っておくべきすべてのこと
こんにちは!エミリーです。今日は、水の事故に関連する重要な医学用語について、注目のニュースをお伝えしたいと思います。
近年、メディアで「ドライドローニング」や「二次的溺水」という言葉を目にするようになりました。これらの用語は、溺水に関連する非常に現実的な医学的症状を表すために使われていますが、医学界ではあまり使われていないのだそうです。
一緒にこの記事を読んで、これらの異なる事象と、それに伴う兆候について理解を深めましょう。水の事故から身を守るために、知っておくべき大切な情報ですよ。
エミリーのニュースかんたん解説
Dr. Michael D. Patrick, Jr., an associate professor of pediatrics at Ohio State University, says that all “drowning is drowning,” regardless of whether the lungs were completely filled with water or symptoms took time to manifest. The medical community generally does not use the terms “dry drowning” and “secondary drowning.”
Drowning is a significant injury from being immersed in water, which impairs the lungs’ ability to extract oxygen from the air. Clear signs of drowning include silence, stillness, stiff arms, and the head bobbing up and down in the water.
“Dry drowning” occurs when water is inhaled through the nose or mouth, causing a laryngospasm that restricts airflow to the lungs. This event would likely occur immediately after exposure to water, not hours later.
“Secondary drowning” is a rare situation where symptoms don’t appear immediately. If enough water enters the lungs, it can wash away surfactant, causing air sacs to collapse and fluid to be drawn into the lungs (pulmonary edema). However, this would still occur within 24 hours, not days later.
If you or a loved one experience symptoms of drowning, including persistent cough, wheezing, chest tightness, or discomfort related to breathing, seek medical attention and call 911 immediately.
エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳
オハイオ州立大学の小児科准教授であるマイケル・D・パトリック・ジュニア博士は、肺に水が完全に入ったか、症状が現れるまでに時間がかかったかに関わらず、すべての「溺水は溺水である」と述べています。医学界では一般的に「ドライドローニング」や「二次的溺水」という用語は使用されていません。
溺水とは、水に浸かることによって肺の酸素摂取能力が損なわれる重大な傷害のことです。溺水の明らかな兆候には、静寂、静止、腕の硬直、頭が水の中で上下に動くことなどがあります。
「ドライドローニング」は、鼻や口から水を吸い込んだときに、声帯周辺の筋肉が収縮して肺への気流を制限する喉頭痙攣が起こることです。この事象は、水に触れた数時間後ではなく、直後に起こる可能性が高いです。
「二次的溺水」は、症状がすぐに現れない稀な状況です。十分な量の水が肺に入ると、サーファクタントが洗い流され、肺胞が虚脱して体液が肺に引き込まれる(肺水腫)ことがあります。ただし、これも数日後ではなく、24時間以内に起こるでしょう。
あなた自身や大切な人が、持続する咳、喘鳴、胸の締め付け、呼吸に関連する不快感など、溺水の症状を経験した場合は、すぐに医療機関を受診し、911に電話することが不可欠です。
覚えておきたい英単語・英語表現
今回のニュースで使われていた英語表現の中から、いくつか覚えておきたい単語やフレーズを紹介しますね。
- crop up:(句動詞)突然現れる、出現する
New fashion trends seem to crop up every season.
新しいファッショントレンドは毎シーズン突然現れるようです。 - ailment:(名詞)病気、疾患
She suffered from various ailments, including asthma and allergies.
彼女は喘息やアレルギーなど、さまざまな疾患に悩まされていました。 - manifest:(動詞)明らかになる、現れる
The symptoms of the disease usually manifest within a few days of infection.
その病気の症状は通常、感染後数日以内に現れます。 - impaired:(形容詞)損なわれた、障害のある
Alcohol consumption can lead to impaired judgment and coordination.
アルコールの摂取は、判断力と協調性を損なう可能性があります。 - imperative:(形容詞)不可欠な、絶対必要な
It is imperative that we take action to address climate change.
気候変動に対処するために行動を起こすことが不可欠です。
これらの表現を使って、健康や安全について話してみましょう!
友達とこのニュースについて話してみたよ!
ニュースについてディスカッションをしてみました!お友達と英語で話をすることで英語力がアップしますので、私たちの会話を参考にしてみてくださいね!
Emily:10minガール。サイトの運営者。
Sara:エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake:エミリーの友達。旅行ライター兼ブロガー。
Emily: Hey guys, have you heard about the terms “dry drowning” and “secondary drowning”?
Sara: Yeah, I’ve seen those words pop up in the news lately. It sounds really scary.
Jake: I know, right? But apparently, doctors don’t really use those terms.
Emily: That’s what I read too. They say that all drowning is just drowning, regardless of how it happens.
Sara: So what’s the difference between “dry drowning” and “secondary drowning”?
Emily: From what I understand, “dry drowning” is when water is inhaled and causes the airways to spasm, but it doesn’t actually enter the lungs.
Jake: And “secondary drowning” is when a little bit of water does get into the lungs, but not enough to cause immediate problems. The symptoms can show up later.
Sara: That’s really frightening. How can you tell if someone is experiencing these types of drowning?
Emily: The article says to look out for coughing, wheezing, chest tightness, or any difficulty breathing after being in the water.
Jake: And if you see any of those signs, you should seek medical attention right away.
Sara: Definitely. Better to be safe than sorry when it comes to water safety.
Emily: Absolutely. It’s important to be vigilant and informed, especially when you’re around pools or beaches this summer.
会話の日本語訳
エミリー:ねえみんな、「ドライドローニング」と「二次的溺水」という言葉を聞いたことある?
サラ:うん、最近ニュースでよく見かけるわ。すごく怖そうね。
ジェイク:そうだよね?でも apparently 、医者はあまりそういう言葉を使わないらしいよ。
エミリー:私も同じことを読んだわ。どのように起こったかに関わらず、すべての溺水は単に溺水だと言っているのよね。
サラ:じゃあ、「ドライドローニング」と「二次的溺水」の違いは何なの?
エミリー:私の理解では、「ドライドローニング」は水を吸い込んで気道が痙攣するけど、実際には肺に入らないのよね。
ジェイク:で、「二次的溺水」は少量の水が肺に入るけど、すぐに問題を起こすほどではないんだ。症状は後で現れることがあるんだよね。
サラ:本当に怖いわ。こういう種類の溺水を起こしているかどうかは、どうやって見分けるの?
エミリー:記事によると、水の中にいた後に咳、喘鳴、胸の圧迫感、呼吸困難などがあったら要注意だって。
ジェイク:そういう兆候が見られたら、すぐに医療機関を受診すべきだよね。
サラ:絶対そう。水の安全に関しては、用心するに越したことはないわ。
エミリー:その通りよ。特に今年の夏、プールやビーチにいるときは、注意深く情報を得ておくことが大切よね。
もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現
- submerged:(形容詞)水没した、水中の
- persistent:(形容詞)持続的な、しつこい
- tightness:(名詞)締め付け感、圧迫感
- discomfort:(名詞)不快感、苦痛
- reiterate:(動詞)繰り返し言う、再び強調する
- misconception:(名詞)誤解、思い違い
- laryngospasm:(名詞)喉頭痙攣
- surfactant:(名詞)サーファクタント、表面活性物質
- pulmonary edema:(名詞)肺水腫
- subsequently:(副詞)その後に、結果として
さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現
- lifeguard:(名詞)ライフガード、水上安全監視員
- buoyancy:(名詞)浮力、浮揚性
- hypothermia:(名詞)低体温症
- resuscitate:(動詞)蘇生させる、生き返らせる
- CPR (Cardiopulmonary Resuscitation):(名詞)心肺蘇生法
- underwater:(形容詞)水中の、水面下の
- submerge:(動詞)水没させる、水中に沈める
- gasp:(動詞)あえぐ、喘ぐ
- choking:(名詞)窒息、喉詰まり
- rescue:(動詞)救助する、救出する
これらの単語を使って、水の事故の予防と対処法について話し合ってみましょう。楽しい夏を過ごすためにも、安全に関する知識は欠かせませんからね。
「ドライドローニング」と「二次的溺水」についての紹介でした。
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