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気になる英語ニュース「アメリカの1セント硬貨、製造終了へ。ペニー廃止計画の今後は?」

tsuyo4wa

こんにちは!エミリーです。今日は、毎日海外のニュースをひとつピックアップして伝える「エミリーの気になるニュース」のコーナーをお届けします。

今回のニュースは、アメリカ合衆国財務省が、230年以上製造してきた1セント硬貨(ペニー)の製造を段階的に終了する計画を発表したという内容です。

「え、ペニーがなくなるの?」と驚いた方もいるかもしれませんね。私も子どもの頃、貯金箱にペニーをたくさん貯めていたのを思い出しました。製造は終わりますが、すぐに使えなくなるわけではないようです。

このニュース記事を題材に、英語学習のポイントを交えながら、経済や日常で使われる英語表現を分かりやすく解説していきたいと思います。一緒に学んでいきましょう!

エミリーのニュースかんたん解説

The US Treasury plans to stop making one-cent coins, called pennies, from early 2026. They have been made for over 230 years. There are about 114 billion pennies now, but many are not used. Even after production stops, pennies will still be legal tender, and stores may use them for some time. Eventually, some stores might round cash transactions to the nearest nickel when they run out of pennies, but electronic payments will still be exact.

エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳

アメリカ合衆国財務省は、2026年初頭からペニーと呼ばれる1セント硬貨の製造を段階的に終了する計画です。これは230年以上製造されてきました。現在約1,140億枚のペニーがありますが、多くは使われていません。製造停止後もペニーは法定通貨として有効で、しばらくの間はお店でも使用される可能性があります。将来的には、一部のお店ではペニーが不足した場合に現金取引を最も近い5セントに四捨五入するかもしれませんが、電子決済は引き続き1セント単位で行われます。

覚えておきたい英単語・英語表現

今回は、経済やお金に関する話題でよく使われる表現を中心に紹介します!ニュースを理解したり、関連する話題について話したりする時に役立つフレーズですよ。それでは、一緒に見ていきましょう!

  • legal tender:(名詞)法定通貨 The one-cent coin will remain legal tender even after production stops. 1セント硬貨は製造停止後も法定通貨として残ります。
  • wind down:(句動詞)段階的に縮小・終了する The company decided to wind down its operations in that country. その会社はその国での事業を段階的に縮小することを決定しました。
  • in circulation:(熟語)流通して There are billions of coins in circulation around the world. 世界中には何十億もの硬貨が流通しています。
  • cash transaction:(名詞)現金取引 Credit cards are often used for large cash transactions. クレジットカードは高額な現金取引によく使われます。
  • round (up/down) to the nearest nickel:(表現)最も近い5セントに四捨五入する Some stores may round up or down to the nearest nickel for cash payments. 一部の店舗では、現金での支払いに対して最も近い5セントに切り上げまたは切り下げをするかもしれません。

友達とこのニュースについて話してみたよ!

ニュースについてディスカッションをしてみました!
話し合うことで英語力がアップしますので、
私たちの会話フレーズを参考にお友達と話をしてみてくださいね!

Emily: 10minガール。サイトの運営者。
Sara : エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake : エミリーの友達。旅行ライター兼ブロガー。

Emily: Hey Sara, hey Jake! Did you see the news about the US planning to stop making pennies?

Sara: Oh, yeah! I just read about that. It’s kind of surprising, isn’t it? Pennies have been around forever.

Jake: I saw that too. It makes sense from a cost perspective, I guess. They cost more to make than they’re worth.

Emily: Right? The article said the US Treasury announced they’re winding down production from early 2026.

Sara: Winding down production… So they won’t disappear overnight?

Emily: Exactly. They’ll still be legal tender and used in stores for a while. The article mentioned Canada stopped making them in 2012, but they’re still legal tender there too.

Jake: That’s interesting. So even if they stop making new ones, the existing 114 billion pennies won’t just become useless.

Emily: No, they won’t. But the news said many are severely underutilized, just sitting in coin jars or junk drawers.

Sara: That’s probably true! I have a jar full of pennies at home I never use.

Jake: Me too. I usually just toss them into those ‘leave-a-penny, take-a-penny’ dishes at checkouts if I have any.

Emily: The article also talked about what happens when the supply at banks runs short. Retailers might start rounding cash transactions to the nearest nickel.

Sara: Ah, that makes sense. It would simplify things for them.

Jake: But it said electronic transactions will still be down to the penny, right? Only cash gets rounded.

Emily: Correct. And the decision to round is up to each retailer, not official government policy.

Sara: I can see why retailers might prefer rounding eventually. It must be a hassle dealing with so many pennies.

Jake: Yeah, and think about the sheer volume! The article said 114 billion pennies could fill a cube about 13 stories high. That’s wild!

Emily: It really puts it into perspective. Even with so many, they’re not used effectively.

Sara: So, for now, we can still use our pennies if we want to, and retailers will likely accept them?

Emily: According to the article, yes. There’s a saying, “Never lose a customer over a penny.” Retailers will likely err on the side of making customers happy.

Jake: Good to know! Maybe I should finally do something with my penny jar.

Sara: Same here!

会話の日本語訳

エミリー:ねえサラ、ジェイク!アメリカがペニーの製造を中止する計画だというニュース見た?

サラ:あ、見た見た!ちょうど読んだところよ。ちょっと驚きだよね?ペニーって昔からずっとあったのに。

ジェイク:僕も見たよ。コストの観点からは理にかなっているんだろうね。製造コストが額面より高いらしいし。

エミリー:だよね?記事には、アメリカ合衆国財務省が2026年初頭から製造を段階的に終了すると発表したって書いてあった。

サラ:段階的に終了か… じゃあ、一晩でなくなるわけじゃないんだ?

エミリー:そう。まだ法定通貨として、しばらくはお店でも使われるみたいよ。記事にはカナダも2012年に製造をやめたけど、そこでもまだ法定通貨だって書いてあった。

ジェイク:それは面白いね。新しいものを作るのをやめても、今ある1140億枚のペニーがすぐ使えなくなるわけじゃないんだ。

エミリー:そうなの。でも、記事には多くのペニーがあまり活用されていなくて、貯金箱とかがらくた入れに眠っているって書いてあったわ。

サラ:それは本当かも!私も家に使ってないペニーが一杯入った瓶があるわ。

ジェイク:僕もだよ。僕は大体、レジにある「1セント置いてって、1セント持ってって」みたいな皿に、もし持っていたら投げ入れちゃうな。

エミリー:記事には、銀行での供給が不足したときにどうなるかも書いてあったわ。お店が現金取引を一番近い5セントに四捨五入し始めるかもしれないって。

サラ:ああ、それは合理的だね。お店側にとっては単純になるだろうし。

ジェイク:でも、電子決済は引き続き1セント単位だって言ってたよね?現金だけが四捨五入されるって。

エミリー:そうよ。そして、四捨五入するかどうかの決定は、公式な政府の方針じゃなくて、各小売店次第なんだって。

サラ:小売店が将来的には四捨五入を選びたくなるのも分かる気がする。たくさんのペニーを扱うのは面倒だろうし。

ジェイク:うん、それにしてもその量!記事には1140億枚のペニーを積み上げると、13階建てのビルくらいの高さになるって書いてあったよ。すごい量だね!

エミリー:本当にそう考えるとすごいよね。あんなにたくさんあるのに、効果的に使われていないんだね。

サラ:じゃあ、今のところは、もし使いたければペニーを使えるし、お店も受け入れてくれそうなんだね?

エミリー:記事によると、そうね。「1セントで顧客を失うな」っていう格言があるみたいよ。小売店は、それらの顧客を喜ばせる方を重視するだろうって。

ジェイク:それは良かった!もしかしたら、僕もついにペニーの瓶をどうにかするべきかな。

サラ:私もだ!

もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現

  • isn’t going anywhere anytime soon: しばらくどこへも行かない、すぐにはなくならない
  • has been minting for more than 230 years: 230年以上にわたり鋳造してきました
  • at thousands of retailers: 何千もの小売店で
  • for sometime to come: 今後しばらくの間
  • look at the experience: 経験を見てみると
  • no change in transactions: 取引に変化がない
  • more cash transactions than any other group: 他のどのグループよりも多くの現金取引
  • about 20% of the total number of purchases: 購入総数の約20%
  • represents most major US store chains: 主要な米国のストアチェーンのほとんどを代表している
  • at some point early next year: 来年初頭のどこかの時点で
  • The math says that...: 計算によると、…
  • fill a cube roughly 13 stories high: およそ13階建ての高さの立方体を満たす
  • large number of pennies: 大量のペニー
  • won’t necessary run out of them for a while: しばらくの間、必ずしもそれらを使い果たすことはないだろう
  • get new rolls of pennies from their banks: 銀行から新しいロールのペニーを入手する
  • decision when to do that will rest with each retailer: それをいつ行うかの決定は各小売店に委ねられる
  • Electronic transactions such as credit and debit card purchases: クレジットカードやデビットカードでの購入のような電子取引
  • remains legal tender today: 今日でも法定通貨のままである
  • retain their value for transactions “indefinitely”: 取引において「無期限に」その価値を保持する
  • stopped making the coin in 2012: 2012年にその硬貨の製造を中止した
  • is likely to allow them: それらを許可する可能性が高い
  • There’s a saying in retail: 小売業界には格言がある
  • Never lose a customer over a penny: 1ペニーのことで顧客を失うな
  • applies even more here: ここではさらに当てはまる
  • most retailers will err on the side of making those customers happy: ほとんどの小売店は、それらの顧客を喜ばせる方を重視するだろう

さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現

  • currency: 通貨
  • coin: 硬貨
  • bill / banknote: 紙幣
  • denomination: 額面、単位
  • inflation: インフレーション、インフレ
  • purchasing power: 購買力
  • exchange rate: 為替レート
  • treasury: 財務省、宝庫
  • economic impact: 経済的影響
  • cash economy: 現金経済
  • digital currency: デジタル通貨
  • abolish: 廃止する
  • transition: 移行、過渡期

今日の「エミリーの気になるニュース」では、アメリカの1セント硬貨(ペニー)製造終了のニュースをお届けしました。長年親しまれてきたペニーが段階的に姿を消すという話題は、私たちのお金に対する考え方や、支払い方法の今後について考えるきっかけになりますね。

今回のニュース記事から、経済や日常生活に関連する様々な英語表現を学ぶことができました。記事を読むだけでなく、友達とニュースについて話してみることで、学んだ単語や表現を実際に使う練習になります。ぜひ、今回の会話例を参考に、身近な話題について英語で話し合ってみてください。

テクノロジーの進化や社会の変化に関するニュースは、英語学習の宝庫です。これからも一緒に、世界のニュースを通して生きた英語を楽しく学んでいきましょう!

気になるニュース「アメリカの1セント硬貨、製造終了へ。ペニー廃止計画の今後は?」でした。

Let’s enjoy 10 minutes of English together every day!

毎日10分、一緒に楽しく英語を学びましょう!

ABOUT ME
エミリー
エミリー
10minガール
こんにちは!私は10minガールのエミリーです。 実は学生時代、英語は全然ダメでした。でも、海外旅行に行った時、現地の人とコミュニケーションがとれず悔しい思いをしたことがきっかけで、英会話の勉強を始めました。 日常会話でよく使われるフレーズを中心に、会話トレーニングの量を増やしていったところ、だんだん英語が口から出てくるようになり、旅行先で現地の人と話せるようになりました。 今では、旅行先で出会った人と英語で会話を楽しみ、友達になるのが何よりの喜びです。 英語学習の過程で、短い時間でも効果的なトレーニング方法を見つけることが大切だと実感しました。そこで、10min Englishを始めました。 ネイティブがよく使う英会話フレーズを、初心者でも分かりやすく、楽しく学べるよう、私の経験を活かしてレッスンを作っています。 みなさんが英語を学ぶ楽しさを実感し、着実に会話力を向上できるよう、全力でサポートします!一緒に英語上達の旅を楽しみましょう! 趣味は、旅行、料理、ヨガ。 モットーは「楽しみながら学ぶ」です。
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