気になる英語ニュース!TikTokで広がるマイクロフェミニズム 女性たちが日常の性差別と戦う小さな革命
こんにちは!エミリーです。今日は、女性たちが小さな行動で性差別に立ち向かう「マイクロフェミニズム」について、注目のニュースをお伝えします。
ある日曜日の夜、あるTikTokユーザーが投稿した動画が、マイクロフェミニズムについての話題を巻き起こしました。それをきっかけに、女性たち(そして男性たちも)が自分なりの小さくても力強いセクシズムへの反撃を共有し始めたのです。
一緒にこの記事を読んで、オンラインやオフラインで広がるマイクロフェミニズムの動きについて学びましょう。日常の中の小さな反抗が、大きな変化を生み出すかもしれませんよ。
エミリーのニュースかんたん解説
A 38-year-old host and producer from Los Angeles posted a TikTok video sharing her favorite form of “microfeminism” – entering a female assistant’s email address before the CEO’s when copying them for scheduling purposes. The video, watched by 2.8 million, sparked a viral conversation about small but mighty acts of defiance against sexism.
Women and men responded with their own examples of microfeminism, such as refusing to step aside for a man on the sidewalk, claiming the armrest on a plane, greeting women first in a meeting, and referring to “hers and his” instead of the other way around.
The term “microfeminism” has been around for decades but is gaining new meaning on TikTok. It refers to everyday acts of feminism that women have always practiced, but social media is amplifying their impact. These small gestures can have a big effect in making the workplace more equitable, as everyday sexism is a significant factor in stalling the advancement of women, especially women of color.
Women say microfeminism gives them a shared language for something they used to do quietly without knowing what to call it. While the response has been mostly positive, some men have reacted negatively, but this has only made women more determined to speak out.
Ultimately, the goal is for microfeminism to become the norm rather than a movement, creating a more equal world for everyone.
エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳
ロサンゼルス出身の38歳のホストでプロデューサーの女性が、「マイクロフェミニズム」の自分のお気に入りの形として、スケジュール調整のためにCEOにコピーする際、女性アシスタントのメールアドレスをCEOの前に入力することをTikTokの動画で共有しました。280万回も視聴されたこの動画は、セクシズムに対する小さくても力強い反抗行為についての話題を巻き起こしました。
女性と男性は、歩道で男性のために脇に寄らない、飛行機でアームレストを確保する、会議で最初に女性に挨拶する、「彼と彼女」ではなく「彼女と彼」と言及するなど、自分なりのマイクロフェミニズムの例を挙げて反応しました。
「マイクロフェミニズム」という言葉は数十年前から存在していますが、TikTokで新しい意味を持ち始めています。それは、女性が常に実践してきたフェミニズムの日常的な行為を指しますが、ソーシャルメディアがその影響力を増幅させています。これらの小さなジェスチャーは、特に有色人種の女性の昇進を妨げる日常的な性差別が大きな要因となっている中で、職場をより公平なものにするのに大きな効果を発揮します。
女性たちは、マイクロフェミニズムによって、以前は何と呼べばいいのかわからずに密かに行っていたことに共通の言葉を与えられたと言います。反応はほとんどが肯定的ですが、一部の男性は否定的に反応しています。しかし、これは女性たちにもっと声を上げる決意をさせるだけだそうです。
最終的には、マイクロフェミニズムが運動ではなく当たり前のことになり、誰もがより平等な世界を作ることが目標なのです。
覚えておきたい英単語・英語表現
今回のニュースで使われていた英語表現の中から、いくつか覚えておきたい単語やフレーズを紹介しますね。
- clap back:(句動詞)反撃する、反論する
When the rapper was criticized for his lyrics, he was quick to clap back on social media.
そのラッパーが歌詞で批判されたとき、彼はすぐにソーシャルメディアで反撃しました。 - barrel down:(句動詞)猛スピードで進む、突っ込んでくる
The truck barreled down the highway, causing other drivers to swerve out of the way.
そのトラックは猛スピードで高速道路を走り、他のドライバーたちは避けるために車線変更しました。 - manspread:(動詞)(男性が)足を大きく広げて座る
The woman glared at the man who was manspreading on the crowded subway.
その女性は、混雑した地下鉄で足を大きく広げて座っている男性を睨みつけました。 - shortchange:(動詞)不当に扱う、差別する
Women often feel shortchanged in the workplace when it comes to pay and promotions.
女性は、給与と昇進に関して職場で不当な扱いを受けていると感じることがよくあります。 - obsolete:(形容詞)時代遅れの、廃れた
With the rise of digital technology, many people believe that printed books will soon become obsolete.
デジタル技術の発展に伴い、印刷された本はすぐに時代遅れになると多くの人が考えています。
これらの表現を使って、日常のジェンダー差別について話してみましょう!
友達とこのニュースについて話してみたよ!
ニュースについてディスカッションをしてみました!お友達と英語で話をすることで英語力がアップしますので、私たちの会話を参考にしてみてくださいね!
Emily:10minガール。サイトの運営者。
Sara:エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake:エミリーの友達。旅行ライター兼ブロガー。
Have you heard about the “microfeminism” trend on TikTok?
Yeah, I saw some videos about it. It’s all about small acts of defiance against everyday sexism, right?
That’s right. Like refusing to step aside for a man on the sidewalk or claiming the armrest on a plane.
I think it’s great that women are finding ways to empower themselves and each other in these small but meaningful ways.
Definitely. And it’s not just women – men are getting involved too, by doing things like greeting women first in meetings.
It’s important for men to be allies in this fight. We need to recognize our privilege and use it to support women.
Absolutely. And the more people who participate in these micro acts of feminism, the more normalized they become.
That’s the goal, isn’t it? For these things to become the norm rather than a movement.
Exactly. We shouldn’t need a special term for treating women as equals. It should just be a given.
I know it’s not always easy to speak up, especially in the face of backlash from some men. But seeing other women do it is inspiring.
It really is. It makes me feel like I’m part of a community of strong, empowered women who have each other’s backs.
会話の日本語訳
エミリー:TikTokで「マイクロフェミニズム」のトレンドについて聞いたことある?
サラ:うん、いくつか動画を見たわ。日常のセクシズムに対する小さな反抗行為についてだよね。
ジェイク:そうだね。歩道で男性のために脇に寄らなかったり、飛行機でアームレストを確保したりするようなことだ。
エミリー:女性がこうした小さくても意味のある方法で自分自身とお互いをエンパワーする方法を見つけているのは素晴らしいと思うわ。
サラ:そうね。それに、女性だけじゃなくて、男性も会議で最初に女性に挨拶するようなことをして関わっているのよ。
ジェイク:この戦いで男性が味方になることは重要だ。自分たちの特権を認識して、それを女性をサポートするために使う必要があるんだ。
エミリー:その通りよ。そして、こうしたマイクロなフェミニズムの行動に参加する人が増えれば増えるほど、それが当たり前のものになっていくわ。
サラ:それが目標よね?こうしたことが運動ではなく、当たり前のことになること。
ジェイク:そうだね。女性を平等に扱うことに特別な言葉は必要ないはずだ。当然のことであるべきなんだ。
エミリー:一部の男性からの反発に直面すると、声を上げるのは簡単ではないことはわかっているわ。でも、他の女性がそれをしているのを見るのは刺激になるわ。
サラ:本当にそう。強くてエンパワーされた女性たちのコミュニティの一員だって感じられるの。みんなでお互いの味方をしているって。
もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現
- chime in:(句動詞)口を挟む、意見を言う
- call out:(句動詞)非難する、糾弾する
- uplift:(動詞)持ち上げる、奨励する
- imperceptible:(形容詞)知覚できない、わずかな
- humanity:(名詞)人間性、思いやり
- privileged:(形容詞)特権を持った
- equality:(名詞)平等、同等
- violation:(名詞)違反、侵害
- solidarity:(名詞)連帯、団結
さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現
- empower:(動詞)力を与える、可能にする
- advocate:(動詞)提唱する、支持する
- gender bias:(名詞)ジェンダーバイアス、性差による偏見
- gender gap:(名詞)ジェンダーギャップ、男女格差
- glass ceiling:(名詞)ガラスの天井、見えない昇進の壁
- misogyny:(名詞)女性蔑視、ミソジニー
- patriarchy:(名詞)父権制、家父長制
- male privilege:(名詞)男性特権
- intersectionality:(名詞)交差性
- sisterhood:(名詞)女性の連帯、姉妹愛
これらの単語を使って、ジェンダー平等について語り合ってみましょう。一人一人の小さな行動が、大きな変化を生み出す一歩になるはずです。
TikTokで広がるマイクロフェミニズムの動きについての紹介でした。
Let’s enjoy 10 minutes of English together every day!
毎日10分、一緒に楽しく英語を学びましょう!