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気になる英語ニュース「スティーブン・キング、フロリダ州の禁書に怒り!」

tsuyo4wa

こんにちは!エミリーです。今日は、毎日海外のニュースをひとつピックアップして伝える「エミリーの気になるニュース」のコーナーをお届けします。

今回のニュースは、アメリカのベストセラー作家スティーブン・キングの本が、フロリダ州の学校で23冊も禁書になったという衝撃的な内容です。

私も本を読むのが大好きで、特に英語の本を読むことで語彙力や表現力が上がると実感しています。でも、学校で本が禁止されるなんて、とても驚きました。このニュースを読んで、改めて言論の自由や教育の在り方について考えさせられました。

このニュース記事を題材に、英語学習のポイントを交えながら、フロリダ州の禁書問題と、それに対するスティーブン・キングの反応について分かりやすく解説していきたいと思います。一緒に学んでいきましょう!

エミリーのニュースかんたん解説

Stephen King has discovered that 23 of his books have been banned from school libraries in Florida, due to a 2022 legislation signed by Governor Ron DeSantis. This law targets books containing sexually explicit material, following complaints from a conservative group called Moms for Liberty.

The ban, which came into effect in July 2023, has affected not only King’s works but also classics like “Brave New World” by Aldous Huxley and “The Adventures of Tom Sawyer” by Mark Twain. Even non-fiction books like “The Diary of a Young Girl” by Anne Frank have been banned.

King’s response to learning about the ban was blunt and concise: “Florida has banned 23 pf [sic] my books. What the f***?”

Six major book publishers have now teamed up to challenge the “sweeping book removal provisions” of House Bill 1069, arguing that it could lead to potential abuses and limit students’ access to a wide range of human experiences necessary for their education.

エミリーのニュースかんたん解説の日本語訳

スティーブン・キングは、フロリダ州の学校図書館で自身の23冊の本が禁書になったことを知りました。これは2022年にロン・デサンティス知事が署名した法律によるもので、保守的なグループ「Moms for Liberty」からの苦情を受けて、性的に露骨な内容を含む本を標的にしています。

2023年7月に施行されたこの禁止令は、キングの作品だけでなく、オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」やマーク・トウェインの「トム・ソーヤーの冒険」といった古典にも影響を与えています。アンネ・フランクの「アンネの日記」のようなノンフィクション作品までもが禁止されています。

キングは、この禁書について知った時の反応が率直で簡潔でした:「フロリダは俺の本を23冊も禁止した。何てこった?」

現在、6つの大手出版社が協力して、下院法案1069の「広範な本の撤去条項」に異議を唱えています。彼らは、この法律が潜在的な乱用につながる可能性があり、学生たちの教育に必要な幅広い人間経験へのアクセスを制限すると主張しています。

覚えておきたい英単語・英語表現

今回は、言論の自由や教育に関する議論で役立つ英単語や英語表現を紹介したいと思います。これらの表現を使いこなすことで、複雑な社会問題についても英語で意見を述べられるようになりますよ。それでは、一緒に見ていきましょう!

  1. ban: (動詞)禁止する
    Example: The government decided to ban smoking in all public places.
    (政府はすべての公共の場所で喫煙を禁止することを決定しました。)
  2. legislation: (名詞)法律、立法
    Example: New legislation was introduced to protect endangered species.
    (絶滅危惧種を保護するための新しい法律が導入されました。)
  3. target: (動詞)標的にする、対象とする
    Example: The new policy specifically targets underage drinking.
    (新しい政策は特に未成年の飲酒を対象としています。)
  4. sexually explicit: (形容詞)性的に露骨な
    Example: The film contains sexually explicit scenes and is not suitable for children.
    (その映画には性的に露骨なシーンが含まれており、子供には適していません。)
  5. blunt: (形容詞)率直な、ストレートな
    Example: He’s known for his blunt honesty in business dealings.
    (彼はビジネスの取引で率直な正直さで知られています。)
  6. challenge: (動詞)異議を唱える、挑戦する
    Example: The company decided to challenge the court’s decision.
    (その会社は裁判所の判決に異議を唱えることを決定しました。)
  7. sweeping: (形容詞)広範な、徹底的な
    Example: The new manager made sweeping changes to the company structure.
    (新しい管理者は会社の構造に広範な変更を加えました。)
  8. provision: (名詞)条項、規定
    Example: The contract includes a provision for early termination.
    (その契約には早期解約のための条項が含まれています。)

これらの英単語や英語表現を使いこなすことで、言論の自由や教育問題について英語で議論する際に、より正確に自分の意見を伝えることができるようになります。

友達とこのニュースについて話してみたよ!

ニュースについてディスカッションをしてみました!話し合うことで英語力がアップしますので、私たちの会話フレーズを参考にお友達と話をしてみてくださいね!

Emily: 10minガール。サイトの運営者。
Sara : エミリーの友達。グラフィックデザイナー。
Jake : エミリーの友達。旅行ライター兼ブロガー。

Emily
Emily

Hey guys, did you hear about Stephen King’s books being banned in Florida schools?

Sara
Sara

Yeah, I saw that. It’s pretty shocking, isn’t it?

jake
jake

Definitely. I mean, 23 books? That seems like a lot.

Emily
Emily

I know, right? What do you think about King’s response?

Sara
Sara

You mean his “What the f***?” comment? It’s pretty blunt, but I can understand his frustration.

jake
jake

Same here. I wonder what impact this will have on students’ education.

Emily
Emily

That’s a good point, Jake. Do you think banning books is ever justified in schools?

Sara
Sara

It’s a tough question. I believe in protecting kids, but also in exposing them to different ideas.

jake
jake

I agree. There’s a fine line between protection and censorship.

Emily
Emily

Absolutely. It’s interesting to see the publishers challenging the law too.

Sara
Sara

Yeah, they make a good point about students needing access to a wide range of experiences.

jake
jake

Definitely. It’ll be interesting to see how this plays out.

Emily
Emily

For sure. It’s a complex issue with no easy answers.

会話の日本語訳

エミリー: ねえみんな、スティーブン・キングの本がフロリダの学校で禁止されたって聞いた?

サラ: うん、見たわ。かなりショッキングよね?

ジェイク: 間違いない。つまり、23冊?多すぎるように思えるね。

エミリー: そうでしょ?キングの反応についてどう思う?

サラ: 「何てこった?」っていうコメントのこと?かなり率直だけど、彼の frustration は理解できるわ。

ジェイク: 僕も同感。これが学生の教育にどんな影響を与えるか気になるな。

エミリー: いい指摘だね、ジェイク。学校で本を禁止することは正当化できると思う?

サラ: 難しい質問ね。子供たちを守ることも大切だけど、同時に様々なアイデアに触れさせることも大切だと思うわ。

ジェイク: 同意見だよ。保護と検閲の間には微妙な線引きがあるんだ。

エミリー: その通りね。出版社も法律に異議を唱えているのも興味深いわ。

サラ: うん、学生が幅広い経験にアクセスする必要があるという彼らの指摘はもっともだと思う。

ジェイク: 確かに。この問題がどうなっていくか見守りたいね。

エミリー: そうね。簡単な答えのない複雑な問題だわ。

もっと!ニュース本文で使われている英単語・英語表現

  1. landmark: (形容詞)画期的な、重要な
    Example: The Supreme Court made a landmark decision on civil rights.
    (最高裁判所は市民権に関する画期的な決定を下しました。)
  2. noteworthy: (形容詞)注目に値する、重要な
    Example: The scientist made several noteworthy discoveries during her career.
    (その科学者は、キャリアの中でいくつかの注目に値する発見をしました。)
  3. voice one’s opinion: (熟語)意見を述べる
    Example: Don’t be afraid to voice your opinion during the meeting.
    (会議中に意見を述べることを恐れないでください。)
  4. team up: (熟語)協力する、チームを組む
    Example: The two companies decided to team up for the new project.
    (その2つの会社は新しいプロジェクトのために協力することを決定しました。)
  5. highlight: (動詞)強調する、際立たせる
    Example: The report highlights the importance of renewable energy.
    (その報告書は再生可能エネルギーの重要性を強調しています。)
  6. construe: (動詞)解釈する、理解する
    Example: His silence was construed as agreement.
    (彼の沈黙は同意と解釈されました。)

これらの表現は、社会問題や法律に関する議論でよく使われます。これらの語彙を習得することで、複雑な問題についても英語で議論できるようになるでしょう。

フロリダ州の禁書問題は、言論の自由と教育の在り方に関する重要な議論を引き起こしています。スティーブン・キングの率直な反応は、この問題の深刻さを物語っていますね。私たちも、様々な意見や考えに触れることの大切さを忘れずに、英語学習を通じて視野を広げていきたいと思います。

さらに!覚えておきたい関連する英単語・英語表現

  1. censorship: (名詞)検閲
    Example: Many journalists worry about increasing censorship in the media.
    (多くのジャーナリストはメディアにおける検閲の増加を懸念しています。)
  2. freedom of speech: (名詞)言論の自由
    Example: Freedom of speech is a fundamental right in many democracies.
    (言論の自由は多くの民主主義国家における基本的な権利です。)
  3. controversial: (形容詞)物議を醸す、論争の的となる
    Example: The new policy has been controversial since its introduction.
    (その新しい政策は導入以来、物議を醸しています。)
  4. intellectual freedom: (名詞)知的自由
    Example: Libraries often champion intellectual freedom and access to information.
    (図書館はしばしば知的自由と情報へのアクセスを支持します。)
  5. push back: (熟語)反発する、抵抗する
    Example: Many citizens pushed back against the new regulations.
    (多くの市民が新しい規制に反発しました。)

これらの単語は、言論の自由や教育に関連する議論でよく使われます。これらの語彙を習得することで、社会問題について英語でより深い議論ができるようになるでしょう。ニュースを読む際や、友人との会話の中で、これらの単語を使ってみてくださいね。

気になるニュース「スティーブン・キング、フロリダ州の禁書に怒り!」でした。

Let’s enjoy 10 minutes of English together every day!

毎日10分、一緒に楽しく英語を学びましょう!

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エミリー
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10minガール
こんにちは!私は10minガールのエミリーです。 実は学生時代、英語は全然ダメでした。でも、海外旅行に行った時、現地の人とコミュニケーションがとれず悔しい思いをしたことがきっかけで、英会話の勉強を始めました。 日常会話でよく使われるフレーズを中心に、会話トレーニングの量を増やしていったところ、だんだん英語が口から出てくるようになり、旅行先で現地の人と話せるようになりました。 今では、旅行先で出会った人と英語で会話を楽しみ、友達になるのが何よりの喜びです。 英語学習の過程で、短い時間でも効果的なトレーニング方法を見つけることが大切だと実感しました。そこで、10min Englishを始めました。 ネイティブがよく使う英会話フレーズを、初心者でも分かりやすく、楽しく学べるよう、私の経験を活かしてレッスンを作っています。 みなさんが英語を学ぶ楽しさを実感し、着実に会話力を向上できるよう、全力でサポートします!一緒に英語上達の旅を楽しみましょう! 趣味は、旅行、料理、ヨガ。 モットーは「楽しみながら学ぶ」です。
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